現在、妊娠中の方こんな悩み、不安ありませんか?
- 定期受診で、妊娠糖尿病の可能性
- 妊娠高血圧症候群で帝王切開の可能性
- お腹への子供の影響
こういった悩み、不安を多少は取り除くことが出来ます。
なぜなら、私たちは早期に妊娠糖尿病の疑い、出産前に妊娠高血圧症候群と診断され、緊急帝王切開となったからです。
つまり、経験をしているのです。
そして、オクラムファミリーは母子ともに健康で毎日楽しい生活を過ごしています。(たまに傷が痛むみたいですが…)
そんな私たち夫婦が医師から指導を受けたことや夫婦で取り組んだことを紹介していきたいと思います。
この記事を読むと事前に対策をとることができます。
さぁ、レッツ対策‼
妊娠期に罹患する合併症2つを紹介
妊娠糖尿病
妊娠糖尿病とは
妊娠中における糖代謝異常のことをいいます。
簡単に言うと、血糖をコントロールしていた機能が、妊娠によってうまく機能しなくなったことを言います。
危険性は
母親には、妊娠高血圧症候群、早産などを引き起こす可能性、帝王切開率の上昇があります。
子供には、巨大児、奇形などの合併症の危険があります。
対策
妊娠中の過度な体重増加、急激な体重増加は発症しやすくなる要因だと言われています。
そのためには、バランスの良い食生活、適正な摂取量を意識する必要があります。
と、どこにでも書いてありますが、私達は
- 食事は野菜、スープから飲む
- ジュースを極力飲まない。飲む時はカロリーゼロを飲む。
を実践してました。
人工甘味料の摂りすぎは体に良くないので、ご褒美に飲んでいました!
妊娠高血圧症候群
妊娠高血圧症候群とは
以前は『妊娠中毒症』と、言われていた疾患。
妊娠20週以降に、収縮期血圧が140mmHg、もしくは拡張期で90mmHg以上であれば妊娠高血圧症候群と言われています。
妊娠高血圧症候群は、いくつか分類されます。周期であったり、尿蛋白が出たりで呼び名が変わりますが、個人的には区別する必要がないと思うので割愛いたします。
危険性
母親には、脳出血、子癇(けいれん発作)、胎盤早期剥離などが挙げられます。
子供には、胎盤の血流の流れが悪くなり、低体重出生児(胎児発育不全)、胎児機能不全の可能性があります。
対策
食事療法による急激な体重増加を避ける、内服薬にて血圧のコントロールが挙げられます。
必要な場合は、入院にて、食事制限、体重管理を行う場合があります。
診断されていても不安になることはない理由
数値が改善されたから
数値を改善するためには、ずばり食事管理が必要です。残念ながら、私たちは最終的には妊娠高血圧症候群と診断されましたが、妊娠糖尿病の疑いがあった友人は食事管理で数値を改善させ、通常分娩で元気な赤ちゃんを産んでいました。
数値の改善は、可能です。
情報を集めて心の準備をしたから
またまた、友人の実体験ですが、切迫早産で2ヵ月入院した方がいました。上記に挙げた病気ではないもの、私たちは妊娠トラブルは身近なものだと認識していました。
帝王切開になる可能性、低出生体重児などの子への影響、定期健診での質問事項を十分に調査、精査することで心の準備をすることが出来ました。そして、万が一の場合を想定し、夫婦で前向きに会話をしました。
診断された私達家族は、とてつもなく健康体だから
冒頭でも述べましたが、私たちは妊娠高血圧症候群と診断され、緊急帝王切開を行いました。
今のところ、母子ともに健康です。
妻の体調は寝不足が続いていますが、いたって健康体。オクラムJr.も離乳食の2回食が始まったり、ジャンパルーで毎日遊んでいて目が離せないくらい元気です!特に検診でも指摘を受けたことはありません。
今のところは影響はないと言えます。
診断される前にやっておきたいこと
食生活の見直し
結局は『食生活』なんです。
私達は、間食なし、サラダ・スープから食べる、食事量を管理するの3点集中方式で、血糖の数値を改善することが出来ました。
当時を振り返ると、野菜美味しいなぁって食べていましたが、野菜が高騰していたので家計にはダメージがありました、、、
保険の見直し
入院生活が長くなると費用もかさむことから、私たちは保険を見直しました。
入院1日目から支給されるもので、異常分娩にも対応している商品を選びました。
結果的に緊急帝王切開になってしまったので、金銭リスクの対策を、行っていて良かったなと思いました。
保険って自分で最適なものを見つけるのは、なかなか難しいと思います。そんな方は下記リンクより相談してみて下さい。妊娠中でも周期に関係なくご加入できる医療保険など、アドバイスを受けることが出来ます!
入院準備
オクラム嫁は、妊娠30週あたりでは、カバン1つに入院セットをまとめてくれていました!(拍手)そして、私には『もし入院になったら、これ持ってきてね』と言われていたので、バッチリでした!
おそらく、夫1人で準備するのは、生理用品で代用しているのもあったので、サイズとか選んだりするのが大変だと思います。
だから、事前にカバン一つ準備しておくのをお勧めです!
勝手に大好評、オクラム嫁の体験談のコーナー
オクラム嫁さん、本日もチョコチップクッキーを食べているなか、インタビューに対応していただきありがとうございます。
それでは、よろしくお願いします。
妊娠期の疾患について
妊娠糖尿病疑い、高たんぱく尿腎疾患疑い、妊娠高血圧症がありました。
妊娠初期に妊娠糖尿病の疑いで、指先に針を刺して血糖を測定するのを一日に7回実施していました。それが痛いし、手間がかかることがとてもストレスでした。再検査で妊娠糖尿病の疑いが晴れて、血糖測定の地獄の日々から解放されました。結果的には悪阻の影響でホルモンバランスが崩れて数値に影響が出たとのことでした。この再検査までの期間は食生活を特に気にかけていました。
※再検査で数値が改善されていない場合は、入院で食事管理を行う予定だったとのことです。約3ヵ月指先に針を刺して血糖を測定したのも、妊娠糖尿病だと今後の対応が大きく変わるため、検査期間が長期になったようです。
続いて、36週の定期健診でたんぱく尿が検出されて、37週の定期健診で高たんぱく尿で、緊急入院することになりました。色々重なり、結果的に帝王切開となりました。詳しいことは別記事でやるみたいなので、詳細はまた後日ということで。(笑)
その他、過度な浮腫みがありました。
病院からの指導は?
食生活についてです。
- 食べる順番はサラダやスープから食べて、炭水化物は最後に食べること
- 砂糖は控えてパルスウィートを使うようにすること
- 果物の100%ジュースを飲むなら、本物の果物を食べること
- ジュースは控えなさい。どうしても我慢できない場合はカロリーゼロを飲むこと
- お菓子は控えること
上記アドバイスを頂きました!
大変だったことは?
全身の浮腫みです。特に足!
27週くらいから浮腫みがひどくなって、足が動かしずらくなったり、靴が履けなくなったりしました。サンダルすら履けない状態でした。
マッサージ機を使用したり、足を挙上していましたが、ほんの一時的に楽になるだけで、歩くと痛みがでるというか、違和感があって自分の足じゃない感覚でした。
象の足になってしまってしまいましたが、参考までに(出産後10日ぐらいで徐々に軽快していきました)

※夫の私から一言申し上げますと、「すさまじい足でした。」
食生活改善で行ったことと、それに対してのストレスは?
食べたいものが食べられない
悪阻で食べるものが限られているのに、さらに、血糖を気にして食べられないものが多くて、ストレスを感じました。悪阻がひどいし、制限もあり二重苦でした。
食生活改善では、食べる順番を意識し、サラダ、スープから食べるようにして、急激な血糖値の上昇を抑えました。
帝王切開について・・・詳しいことは別記事で情報提供する予定なので一言だけ
通常と緊急では心の準備が違う
帝王切開と確定している場合と、そうでない場合は気持ちの感覚が違うと体験して初めて気がつきました。
緊急帝王切開のなる可能性は誰にでもあるから、心の準備と、傷の痛みは覚悟しておいてください。
妊娠期をやり直せるとしたらどこに注意する?
もう少し運動をする
適度にウォーキングをしていましたが、もう少し回数を増やすかもしれません。妊娠をすると、なんだかんだ無意識に体に負担をかけないようにと動く頻度が減っていたような気がします。代謝向上や体重増加を防ぐために回数を増やします。
本日も丁寧にお答えいただきありがとうございました、オクラム嫁さん‼
まとめ
- 妊娠期の疾患は、親、子、共に影響あり
- 異常分娩の可能性(早産や緊急帝王切開等)
- 数値は改善可能
- 入院生活の備えが大事(入院道具、家のこと、お金のこと)
まずは病気にならないような食生活を意識する。罹患してしまうと、母子ともに影響大です。なったあとも焦らず、改善に向けて取り組みましょう。改善できる場合もあります。
そして、急な入院生活を強いられる可能性があります。妊娠した時点で、必要な物は準備して、夫婦や家族と共有しておきましょう!
私たちも緊急入院になり、オクラム嫁の事前準備のおかげでカバンを持っていくだけで済みました(さすがです)
入院生活で必要な物、あったら便利なものも今後紹介していきたいと思います。